魚が陸に上がる進化の過程の魚それは雷魚である。
両生類でもないギリギリの魚に属するこの雷魚顔はヘビで体は魚で、
気持ち悪さはありますが、よく見ると可愛らしい顔なんです。
普通の魚と違い陸にあげても堂々としていらっしゃる理由は、
なんと肺呼吸が出来るので陸にあげても弱らない。口から針を外すとき手荒くすると暴れ噛み付きます。
優しく暴れるなよと言い聞かせ針を外してあげると、
足もないのにニョロニョロと体をくねらせ自分で水の中にボチャン!
動物の本能って水のある方向がわかるのか?凄いですね!
このエラ呼吸と肺呼吸が出来る雷魚という魚は、魚から恐竜になる進化の過程で止まった状態なんです。
少しご説明しますと人間は遥のその昔、魚だったということは、皆さんはご存知でしょうか?
私たちの血液の塩分濃度は、海水と同じということは、あなたの先祖をたどっていくと、海の中で生活していたということなるのです。
恐竜時代の遥か前、海の中での生活はとても厳しい生活でした。
弱肉強食の食物連鎖の中での生活はいつも大きい体を持っていても安心して暮らすことができません。
すぐに自分より大きい魚に食べられてしまうので油断も出来ないのです。せっかく生まれた自分の子供達も、他の魚に食べられてしまいます。
だから、私たちの先祖はお腹が減ってしまえば本能のままになるこの世界が嫌で嫌でたまりませんでした。
だからある日、魚はゴールを現状の外側の陸に設定したのです。
「こんな世界は嫌だ!」
「安心して暮らせやしない」
「もっと安心して子供を育てたい」
未来のゴールイメージの陸に上がりたいという強烈な意志が居心地が悪いコンフォートゾーンからの脱出を決意させそして身体はエラ呼吸から肺呼吸にへ大進化を遂げて、魚は陸にあがることができたのです。
だから現代人もゴール設定しだいで未来はなんとでもなるということなんですね。