第144話『大人の枠をハズすヒント』〜子どもを外に連れ出す前に、大人が現状の外へ〜

ポッドキャストはこちらから聴けます

小学2年生の男の子のママ、「除菌スプレーが手放せないママ」さんからのご質問です。

息子さんは「川でカニをとりたい」「カブトムシを探しに行きたい」。でもママは大の虫嫌いで、つい「汚れるからやめて」「見えるところにいて」と止めてしまう。

「私の虫嫌いのせいで、息子の体験に差がついてしまうんでしょうか?」

オープニング|ジョアン・ウルフさん、100歳

アメリカのフライフィッシングの先駆けで「ファーストレディ」と呼ばれるジョアン・ウルフさんが、10月18日に100歳を迎えました。

その始まりは、10歳のときにお父さんが川へ連れて行ってくれたこと。好きなことを好きなだけ続けた先に、たくさんの人に教える場所が生まれました。

→ 番組で紹介した動画はこちら:https://youtu.be/jeah8JOkLQo

体験格差は、大人しだい

今井悠介さんの『体験格差』(講談社現代新書)の全国調査では、この1年で学校の外の体験がひとつもなかった子どもは、年収の高い家で約9人に1人、年収の低い家では約3人に1人。

ただ、その「体験」には地域のお祭りのように、お金のかからないものも入っています。差を生んでいるのは、お金だけではありません。

「見てないと危ない」は、半分正しい

子どもを守りたい気持ちは本物。虫嫌いも悪くない。そのうえで、大人が一緒に外へ出る。わからなければ、知っている人やスクールに先に教わればいい。

フライフィッシングをしていると、カゲロウやカワゲラが見えてきて、虫がいるから魚が育ち、花が実ることにも気づきます。

子どもを外に出すには、まず大人が現状の外に出る。

除菌スプレーママさんへ

今度の週末、息子さんと川へ行って、石をひとつひっくり返してみてください。ひっくり返すのは息子さん。ママは隣で見ているだけでいいんです。

この回の目次

  • 0:00 つかみ|私の虫嫌いのせいで…?
  • 0:45 ジョアン・ウルフさん、100歳
  • 2:53 除菌スプレーが手放せないママさんの質問
  • 4:03 体験格差|9人に1人と3人に1人
  • 4:45 小さい頃に手渡されたもの(YOSHIKIさん、苫米地博士)
  • 7:26 「見てないと危ない」は半分正しい
  • 9:05 大人も一緒に外へ|たき火、スクール
  • 11:08 虫が見えると、川が見える
  • 12:40 養老孟司さんの「現代の参勤交代」
  • 13:57 子どもを外に出すには、まず大人が現状の外に出る
  • 14:20 除菌スプレーママさんへ
  • 14:45 お知らせ|苫米地英人アカデミー、アソシエイトコーチ育成講座

子どもより先に、大人から

自分の「見えていないもの」に気づくのは、一人だとむずかしい。一緒に視点を上げる相手がコーチです。
→ 全国対応のZoom相談

大人を変える人へ

子どもを変えたいなら、大人を変える人が必要です。
→ 苫米地式認定アソシエイトコーチ育成プログラム(Zoom説明会は随時受付)

苫米地英人アカデミーは11月スタート予定です。詳細は発表され次第、このページでお知らせします。

番組へのご質問

除菌スプレーママさんのように、質問フォームから気軽にどうぞ。番組内でお答えします。

→ https://forms.gle/7YKhfEWY2qvWo4e4A